風 ―解放―
自然界の四大元素
〈水〉〈地〉〈風〉〈火〉
をテーマにしたソイキャンドル。
そこに、魂が降りて還るまでのストーリーと、
それぞれのキャンドルの特性を示すキーワードを込めました。
水 ―瞑想― :静かな思考 / 「宿 やどる」 魂を感じる
地 ―安息― :安らぐ時間 / 「紡 つむぐ」 自分を育む
風 ―解放― :扉を開ける / 「繋 つなぐ」 自分を知る
火 ―昇華― :新たな世界 / 「還 かえる」 全てと統合
今回は、〈風〉。
風 ―解放― : 扉を開ける
静かな森を通り抜ける風のようなウッディなブレンド。
ゆっくりと部屋に広がり、微かな甘みと苦みの余韻を残します。
思わず深呼吸をしたくなる、穏やかで深い森林の香り。
作りながら、どんどん景色が変わっていったキャンドル。
草原の景色から始まり、川へ、海へ、荒野を抜ける。
新たに出会い、別れ、
世界での様々な変化を受け入れ、不要なものを手放しながら、
長い時間をかけて旅をする。
めまぐるしい変化を越えた先、辿り着いたのは静かな森。
ようやく地に足を着け、立ち止まった時、
今、ここに在るのは何か。
それを手に、次の扉を開ける。
わたし達2人が、1番好きな香りかもしれません。
甘さをほとんど感じない森林の香り。
灯した瞬間のインパクトはありませんが、
ゆっくりゆっくりと部屋に広がり、気がつくと心が静かになっています。
「繋 つながる」 自分を知る
自分自身として内側で育んできた魂が、世界を知る。
「世界」とは、自分が感じることが出来る全て。
五感で捉える全てが、自分の世界。
世界と接し、繋がり、感じる。
自分に吹き込む新しい風が魂を洗い、
生まれ変わりを繰り返しながら進んでいく。
他を知ることは、己を知ること。
他との違いを認識し、理解し、許容する。
それによって、
自分の在り方をより明確にし、それを受け入れる。
自分自身を、愛する。
3話めのストーリー。
次が最後。
今夜の満月には、どのキャンドルがパートナーになるか、
今から楽しみです。